さて、先日『CentOS7、なんか色々変わってるっぽい?』で宣言した通り、
Virtual BoxにCentOS7をインストールし、ちょいと弄ってみました。
その結果ですが、なんかやりづらい(;・∀・)
なんかね。諸々つっかかるんです。けつまづく。
多分に『慣れ』の問題ではあると思うのですけど…
特に各種デーモンの起動とストップ。
例えば、webサーバーを操作しようと思ったら、
これまでのCentOSだとコマンドはこんな感じ。
# service httpd start ←webサーバー起動
# service httpd stop ←webサーバー停止
# service httpd status ←webサーバー稼働状況の確認
これが、CentOS7だとこんな感じになります。
# systemctl start httpd.service ←webサーバー起動
# systemctl stop httpd.service ←webサーバー停止
# systemctl status httpd.service ←webサーバー稼働状況の確認
こんな感じ。全然ちげぇ(;・∀・)
自分ではそんなにserviceコマンドに依存しているつもりではなかったのですが、
いざやってみると、自然と『service…』と打ってしまっているんですよね。
さらに、CentOS6以前ではデーモンの自動起動でお世話になったchkconfigも…
# chkconfig httpd on ←webサーバー自動起動設定オン
# chkconfig httpd off ←webサーバー自動起動設定オフ
以下のように変更になっています。
# systemctl enable httpd.service ←webサーバー自動起動設定オン
# systemctl disable httpd.service ←webサーバー自動起動設定オフ
こんな感じ。
こっちは今までの慣れをまったく無視して考えると、
今までserviceとchkconfigに分かれていたのがsystemctlにまとめられたので、
わかりやすく、便利になったなぁという印象。
ただ、どうしてもつい『chkconfi…』と打ってしまうんですよ現状では(;・∀・)
さらに、CentOS7よりMySQLがMariaDBというデータベースに置き換えられたようでして。
今までと同じ要領で『MySQLをインストールするべ~(・∀・)』とyumっても出来ないです。
性能的な違いなどはMySQLとMariaDBでは違いはあまりないようなので、
特に問題がなければそのままMariaDBに移行しても良さげな感じ。
ちなみにMariaDBのインストール方法はこちら。
# yum install mariadb mariadb-server
まぁ今までのMySQLのポジションにMariaDBがいるだけですので、
そのままyumればいいという話でしょうか…
おれ自身はまだMySQLを突っ込んではないのですが、
調べてみるとMySQLもインストールは出来るようです。
詳しくは割愛しますが(こちらでご確認下さいまし)、
ただ、標準リポジトリにMySQLは入ってないので、
ちょいと苦労はすると思います。
しかし慣れというのは恐ろしいですねぇ…
出来るだけサービスの起動に『service』コマンドは使わないようにしてたつもりなのですが、
気がついたら自然と指が動くんですよ『servi…』て(;・∀・)
まぁそんなわけで、引き続きCentOS7遊んでいきます。
参考url
はじめての自宅サーバ構築 – Fedora/CentOS –
UnixPower on Networking:CentOS7 MariaDBの設定
kakiro-web -カキローウェブ- :CentOS7 64bitのyumリポジトリにMySQLを追加し、最新バージョンをインストール